青の洞門

〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木
青の洞門
青の洞門
江戸時代、荒瀬井堰が造られたことによって山国川の水がせき止められ、樋田・青地区では川の水位が上がり
通行人は競秀峰の高い岩壁に作られ鉄の鎖を命綱にした大変危険な道を通っていました。
諸国巡礼の旅の途中に耶馬渓へ立ち寄った禅海和尚は、この危険な道で人馬が命を落とすのを見て心を痛め、ノミと槌だけを使って掘り抜いた手彫りのトンネルを完成させました。
1750年には第一期工事落成記念の大供養が行われ、以降は「人は4文、牛馬は8文」の通行料を徴収して工事の費用に充てたことから、日本初の有料道路だと言われています。